トランクルームの歴史

トランクルームの歴史!!!

トランクルームの歴史

トランクルームについて調べていると、

トランクルームは
どんな感じで始まったのか!?

どんな感じで変化していったのか!?

といったことが気になる方もいるかもしれません。

ということで、

今回は趣向を変えまして、
トランクルームの歴史を紹介してみたいと思います。

正直、実際のトランクルームの利用とはあまり関係ない部分ですが、
トランクルームのちょっとした豆知識として参考にしていただければ幸いです。

トランクルームの歴史の始まりは!?

トランクルームの歴史

日本でのトランクルームの歴史は、
昭和6年(1931年)に始まったといわれています。

当時の三菱倉庫がトランクルームサービスを始めたのが、
日本で最初のトランクルームのようです。



当初のトランクルームは、
裕福層が美術品や骨董品などをトランクルームに保管したり、
歌舞伎役者の衣装の保管などに利用されていたり、
除雪機などの機械の保管場所として利用されていたそうです。

このころは、
会社相手にトランクルームで荷物を保管するというのがほとんどで、
個人でのトランクルームの利用は一部の裕福層だけだったようです。

初めのころは、
それほど多くの人には認知されていなかったトランクルームですが、

トランクルームが多くの人に認知されるようになったのは、
昭和50年代頃からだそうです。

昭和50年代からバブル期にかけて、
トランクルーム業者が急速に増えていきました。

バブル期に入ると、
海外赴任者の家財道具の保管といったニーズなどが増えていった背景もあり、
裕福層だけではなく、一般の方もトランクルームを利用するようになっていきます!!!、

そのため、

トランクルームの契約自体は、会社でしたものというのが多かったそうです。

また、

バブル期に世の中が裕福になっていくにしたがって、
家の中に荷物がどんどん増えていくといったこともあり、
一般の方向けの荷物を保管するトランクルームも
少しずつ始まってきていたようです。

しかし、

当時は、まだしっかりとしたトランクルームの定義なども確立していなく、
会社間での契約が前提とした取り決めで運営されていたため、
トラブルが多く発生していたそうです!!!

トランクルームでの盗難・紛失などで
トランクルームと利用者の間でトラブルになるケースも多く発生していたそうです!!!

そのため、

昭和61年(1986年)に、
利用者の保護とトラブル防止のため、
国土交通省によって「標準トランクルームサービス約款」が制定され、
本格的にトランクルームというサービスが確立されていきます。

これによって、

それまでの状況に比べ、
トランクルームは、多くの利用者にとって
安心して利用しやすいものとなり、
普及への大きな前進を遂げます!!!

その後、

倉庫業法の改訂などの法律の改定もありながら、
トランクルームは、より安心して利用しやすくなって、

現在では、郊外から都心部まで
様々な場所でトランクルームが広がっています。

レンタルスペーストランクルームの歴史!!!

トランクルームの歴史

倉庫業者が運営するトランクルームの歴史は、
昭和初期から始められましたが、

現在、多くある

トランクルームスペースを貸し出す!!!

といった形のトランクルームの始まりは1990年代だそうです。

倉庫業者のトランクルームに荷物を預かってもらうのではなく、
トランクルームスペースをレンタルして、
そのスペースを利用して荷物を自身で保管するという形ですね!!!

現在では、
環境やサービスが行き届いているトランクルームですが、

当初は、
業務用のトランクルームスペースを貸し出す形から始まったようで、
家具やアウトドア用品などといった
保管環境をそれほど気にしない荷物であれば問題ないのですが、

保管環境を気にするような荷物の保管は
なかなか難しいといったことが多かったようです。

その後、

2000年代になると、
本格的に個人でも利用しやすいトランクルームが出始めました。

このころから、

トランクルームはかなり環境が整備されてきました。

保管環境の良さやセキュリティーの良さなど
安心して、様々な荷物を保管できるトランクルームが増えてきました。

ビルドイン型の設備やセキュリティーのしっかりしたトランクルームなどが
増えてきたのもこのころからだそうです。

現在では、
ネット宅配型のトランクルームも出てきています。

好きな時にすぐに運び出すといったことは難しいですが、

荷物の運び出しなどの労力が必要なく、
少量の荷物からでも利用しやすいといった

ビルドイン型のトランクルームとは違ったメリットのある
トランクルームの形です。

こういったように、

保管環境を選ばないような荷物を保管できるような環境から始まり、

もっと様々な荷物を保管できるように設備やサービスが整い、

これまでのトランクルームとは違った方向からのメリットを提示する
トランクルームが出始める

といった形で、
様々なニーズによって違った特徴のあるトランクルームが増えて、
より多様性のあるニーズに答えられるよう変化しています。

世界のトランクルームの歴史!!!

トランクルームの歴史

トランクルームのような保管場所の始まりは、
17世紀末まで遡るといわれています。

当時の船乗りたちの荷物を預けておく倉庫を建築したことが
始まりのようです。

現在のようなトランクルームという呼ばれ方はされていなかったでしょうが、
荷物を保管する場所のとして始まったそうです。

現在のようなトランクルームの始まりは、
1960年ごろから、
アメリカで石油採掘のための出稼ぎ労働者が多くなってきた時代だといわれています。

この頃から、
1970年代にかけて全米にトランクルームは広がっていったといいます。

ちなみに、

この頃は、「ミニストレージ」といった呼ばれ方をしていたようです。

現在、

トランクルーム先進国のアメリカでは、
10世帯に1世帯がトランクルームを日常的に利用していて、
普及率は10%を超えるようです。

日本では「トランクルーム」と呼ばれていますが、
アメリカでは、「セルフストレージ」と呼ばれて利用されています。

こういったトランクルームサービスは、
アメリカだけではなく、他の国にも広がりを見せています。

カナダ・オーストラリア・ヨーロッパ・イギリス・香港・シンガポール

といった国々もトランクルームが加速度的に普及しているといいます。

日本でもトランクルームの認知度はかなり向上してきていますが、
現状で普及率は上記の国々ほどではありません。

しかし、

日本でもトランクルームは、
ひと昔前に比べれば、多くの人に認知され活用されつつありますし、
これからもっと多くの方が利用する場所になるのではないかと思います。

トランクルームの歴史について紹介してきました!!!

トランクルームの歴史

今回は、
トランクルームの歴史について紹介してきました。

トランクルームも現在のような形になるまで
いくつか遍歴があったようです。

トランクルームは、
世界でも日常的に普及しつつあるサービスですし、

日本でもひと昔前に比べれば、利用者も急増しています。

今は、まだ一般的にとまではいっていないかもしれませんが、
トランクルームの利用が一般的になる未来もそう遠くないのかもしれません。